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ワイルドカード レビュー

どうも、あかしゅです。
今日12月21日に、というのもなかなか因縁を感じます。
最近ハマっていたゲームをクリアしたので、
熱の醒めぬうちに簡単なプレイレポートを書いていきます。
やや古いゲームですのでネタバレ等バンバン出てきますがご容赦下さい。

WILD CARD
2001年発売のワンダースワンカラー専用ソフト。
ネット上の評価やゲームの概要などは優秀なページがいくつもあるので、
そちらを参考にして下さい。
公式サイトアーカイブ
個人レビュー
攻略サイト
攻略データベース
ゲームカタログ(仮)wiki
・ニコ動BGM集



購入までの流れ
上のリンクは実際購入前に僕が参考にしたページでもあります。
きっかけは
◆何か新しいカードゲームがしたい
◆河津神×イトケン×吉田明彦氏というオレ好物オールスターの制作布陣
◆埃かぶって眠ってるワンダースワンがラジオの話題に出て急に興味が湧く
その辺がうまいこと自分の購買意欲にマッチしたので購入に至りました。

中古を近所の店舗で探してみますが、さすがにワンダースワンソフト。
携帯レトロゲーとして扱われている上に数年前のゲオ等の在庫一掃セールで
一気にみかけなくなりました。
ゲームボーイならまだしもワンダースワンはややマイナーなハード。
バックライトのない本体でプレイするというのも根気が要ります。
最近のヴァーチャルコンソールなんかも他社故に配信は望み薄ですから、
所有者はなかなか手放さないしそもそも弾数が少ないので発掘は絶望的。
いよいよこうなると通販しかないかなと。
そこで店舗発掘は諦めずに継続しつつ、
ネット上で良さそうな物がみつかったらポチるという方向で探してみる事に。
結局は某通販サイトの送料無料・代引き半額セール(バレバレw)に負けて
通販で購入することにしました。店頭で見つける喜びと引き換えでしたが、
箱・取説付きの美品で吉田明彦氏のパッケ絵を堪能でき大変満足です。

hakopakke.jpg


開封の儀
みかん50個は入りそうなダンボール箱にちょこーんと梱包されていたのには
苦笑いしかできませんでしたが、多少箱に傷みがある程度で驚くほど綺麗。
なんと白紙のアンケート用紙まで同梱されておりました。
さらに驚くことに。
電源を投入してタイトル画面のまったりした音楽を聞きつつ確認すると、
「New Game」「Album」のみで「Load Game」の選択肢がないのです。
あまりの状態の良さからまさかコレ未開封の新古品なのでは?と
一瞬喜んだものの、事前情報として得ていた不吉な情報が頭をよぎります。
このワイルドカードのROMはもう相当にへたっていて、
内蔵電池が死んでいるのではないかと。故にまったくのデータ無し状態。
特にワンダースワンは接触不良や衝撃に弱く簡単にデータが飛ぶそうです。
ポジティブに考えれば、
前の所有者が売却するためにわざわざ内蔵電池を交換したのかもしれません。
それならばデータ無し状態にも納得がいきます。
とにかく幸か不幸(?)か、先入観なしのまっさらの状態で始められます。

プレイ開始
といっても購入前に参考サイト閲覧でゲームの流れは大体把握しているので、
完全にまっさらというわけでもない。
そこで初回プレイではありますが、その都度縛りを作っていくことにします。
とりあえず1、2、4、6章で主人公を選出するための診断(DQ3みたいな)は
ステータスとの相関を把握しないで、つまり誰が出るかわからない状態で
受けるというのを最初の縛りとして採用しました。
ただしプレイ動画で名無しの出し方は見てしまったので、
主人公は名無しでいくことにしました。

1章

さてパーティです。記念すべき最初のパーティは
【名無し ダイ・ヤング エカテリーナ】
いきなりイージーモードじゃねえかという面子ですみませんw
名無しを物理と鍵師、ダイ先生を物理盾、エカテリーナを魔法盾、
しかも3名編成という鉄板のパーティ。序盤から詰みまくりとかヤダもん。
少しだけゲーム概要を。
このゲームは街でシナリオくれるNPCと話す→街出てダンジョン潜るという、
wizとかのいにしえのRPGに近いフリーシナリオRPGです。
そう全然カードゲームじゃないんですねこれ。
キャラや街、地形、敵、建物や技、魔法、武器、防具、シナリオはもちろん、
「前進」も「見まわす」も「アクション(アイテム拾ったり話す)」も全部、
カードで構成されているゲームなのです。あくまでRPG。
後半の3つは例外として、
いつでも何回でも使えるワイルドカードという区分になっていますが、
その他のカードはシナリオの山札が切れて終了になるまでは
所持枚数ぶんしか使用することのできない仕組み。つまり回数制です。
ボードゲーム、TRPGというジャンルであると考えるとしっくり来るかも。
この辺はデザイナーが河津氏ということで、なるほどなあという所。

いざシナリオを受けてダンジョンに繰り出しますが、苦戦の連続です。
このゲームは実は序盤の方が難しいのですが、
序盤はやはり使用できるカードが圧倒的に少なく攻撃カードが無くなると
あとは敵の攻撃を受けつつシナリオの山札がなくなるのを待つしかない。
ところが当然序盤なので攻撃を耐え続けることが出来るはずもなく全滅と。
しかしボコボコにされながらもなんとかシナリオをクリアできた時は、
相当に嬉しいものです。
特にクリア条件の地形やアイテムが出てきた時、
そしてターゲットとなるモンスターが出現した時のALERT!の表示と、
同時に流れ出すイトケン節全開のBGMは興奮を煽ります。
それはそれで楽しいのですが、どんなゲームなのか全体像が見えぬまま、
ひたすら単調にシナリオをこなしていくのはとても辛いです。
クリアした今となってはですが、1章終盤は購入を後悔していた時期ですw

2章

ここで主人公が強制的に交代になります。
【ロテリー アラシ スーク アイ】
偶数章はなかなか厳しい難易度と言われているので気合いが入ります。
なるべく質問を素直に答えていった結果、主人公はロテリー。
最弱とまでは言いませんが、全20名のバトルキャラの中ではかなり弱いです。
良い例がサガフロのリュート。多くのキャラで仲間に出来るのも同じ。
うわああーこれやっちまったかーと思いつつ、
この辺りで最終パーティの面子は決め打っておいた方がいいだろうなと予想。
現段階で今後の奇数章のパーティ編成がどうなるのかわかっていなかった
(1章PT+偶数章PT?主人公のみ加入可?リセット?)ので、
物理矛のアラシと、明らかにゲッコ族だが物理盾兼回復も可能なスーク、
そして面子が全体的に暑苦しいので毒のある妖精アイさんを入れて中和。
わからんけど1章合わせたこの7人ならまあバランスは取れるかなと。
実際ロテリーは逃走持ちなおかげでピンチの時に重宝するし、
アラシは技をバンバン覚えてくれてそれほど苦労はしませんでした。
稼ぎが旨い雪原系シナリオを枯らすほどやってしまったので、
当然っちゃ当然でした。

3章

主人公が名無しに戻ります。どうやら偶数章はサブ主人公ということらしい。
【名無し アラシ スーク エカテリーナ】
このパーティを最終パーティとして育てていくことにしました。
さんざん悩んだのですが、1章のダイ先生は切ることに。
ゲーム中ではナン・ラガンとツートップの超強力キャラなので、
今後の周回プレイでも重用していくことになる。なら初回はいいかなと。
加えてアラシは格闘を使えるためアルバム埋めに便利だし、
スークは自己回復で盾として扱い易い。3人より4人でワイワイやりたい。
ダイ先生は戦闘における名無しの師匠で、
所属する暗黒騎士団脱退から戦いとの決別、名無しという希望に託し
自らは引退・・・という謎のロールプレイにより脱退することになりました。
というのはこのゲーム、ストーリーはもとよりキャラも全然喋らないので、
その空白を自由にロールプレイできるのも楽しみ方の一つだと思います。
しかし攻略面で問題発生。
ダイ先生は実は貴重な「トラップ解除」要員であったこと。
デフォルトで所持しているのは他にソリスという盗賊ポニテキャラのみ。
これを失ったことで宝箱を発見しても殴るしかない日々が続きます。
しかもこれによって時期限定の「風水の杖」を取り逃すという痛恨のミス。
気付いた時は7章終盤でした・・・
出会いと別れ。ワイルドカードはキャラクターだけでなく、
時間とも別れを告げなければならないのです。
さて3章と言えば重大なイベント。最初のラスボス遭遇機会です。
初回なのでどの主人公とイベントカードを選択するとどれが出るか、
全くわからないまま出てきたのはミノタウルゴッドでした。(他4種)
暗黒騎士が行け!とか言ってたのでその辺が出現条件に絡む気がします。
実は3章でラスボスには一度負けておかないと、
真真ラスボスに会うフラグが立たないので初戦は負けてみました。
これでアルバム埋め条件も満たしたし次は別データでぬっころしてみるか!
と意気込んだものの、何回やっても勝てる気配がありません。
次の主人公やパーティで早く進めたいので早々に諦めることにしました。

4章

ボスは結局分岐が固定されたのか、ミノタウルゴッド以外は出ず。
【レイヴン デューク オスカー マリア】
4章主人公はレイヴン。これまた戦闘力の低い商人キャラです。
質問とステータスの相関を見るに、自分はチャーム系回答が多いようでw
とりあえず逃走キャラが主人公なので、物理矛で枚数も多い老人デューク、
物理盾と貴重な銃持ちのオスカー、魔法盾のマリアで編成。
マリアは後に闇魔法も含めた最強キャラ育成で使おうと考えています。
この頃になるととりあえず1番最初のシナリオさえクリアできれば
なんとかなる感じにはなっています。2章もそうでしたが、
奇数章で溜めに溜めた引継ぎカードがあるので思ったよりも苦労せず。

5章

【名無し アラシ スーク エカテリーナ】
この辺りからスークが覚醒し「オープンロック」「トラップ解除」等、
鍵師までこなせる立ち回りを見せてくれます。名無しが完全に空気・・・
そろそろ技連携も意識した方が良いということで、
アラシを格闘専門から剣、斧、弓、槍と幅広く使わせていきます。
名無しもスークにだいぶ遅れて鍵師系の能力をコンプし、突剣にも着手。
ダンジョン・アイテム攻略は磐石の構え。さて問題はエカテリーナ。
この時点で炎魔法はコンプしているものの、他が全然ダメ。
特に困るのが土で「グレイブコール」(瀕死復活)を一向に覚えない。
ペース的に合成魔法習得は暗礁に乗り上げそうな雰囲気です。
水も「海王波」(ライフ直削り)、風も「幻覚風」(マヒ=即死)など
重要な魔法の前で止まっているため物理頼みのバランスになっています。
さてこんな調子で大丈夫でしょうか・・・
5章も一応ラスボスと戦える(やはりミノタウルゴッドだった)のですが、
負けても勝っても特にイベントは起きませんでした。

6章

最もキツイとされる地獄の6章突入。そこで選ばれた主人公は・・・?
【ジーン クレメンタイン ソリス ルーム・モー】
なんとジーンが主人公に!
ジーンは章終わりのイベント選択で登場する特殊なキャラで、
デュークと共に初期状態では酒場にいないのです。これは嬉しい。
同時にジーン専用のBGMも聞けちゃうという、
初回プレイにしては美味しすぎる展開。
出し方がわからないだけに愛着も湧いてしまいました。
ジーン可愛いよジーン。捨てられた根暗女だけどかあいいよジーン。
せっかくなので調子に乗って女性オンリーの姦しいパーティにしよう!
ということで6章のために温存しておいた丈夫な肉壁クレメンタインと、
盗賊ポジション・ポニテということで初見でお気に入りだったソリス加入。
魔法盾を誰にするかということで悩みます。
本命はナン・ラガン。唯一男のハーレムPTというのが気に入らない。
対抗はヌーチョ。人外です。毎回実験的に加入させて絵面を見るのですが
やはりこの顔はジワジワ来る。わかりやすく言えば痩せ細ったムーミン。
女PTとなるともう浮き過ぎなので却下。
意外な穴馬はルーム・モー。魔法盾としての適正はありませんが、
女PTにはハマるし逃走もあって便利。見た目にも華やかです。モー採用で。
設定の見た目20代実は50代というババア属性もロールプレイとして美味しい。
そんなわけで女だらけの嬉しい6章スタートだったのですが・・・
ケルレンで戦士の腕試しを5~6回ほどやった結果、
ものすごいスピードで6章が終わってしまいました。
ジーン可愛がって、クレメン肉壁ソリスで収集モーBBA・・・orz
そんなキャッキャウフフ予定だった6章は最も短時間で終了しました。

ちなみに6章までで採用されなかったのは以下のメンバー。
【ナン・ラガン モク ヌーチョ ヴォルフ ゴールドマン】
エカテリーナ「クズの溜まり場です。」

7章

物語もついに山場。クライマックスの7章へ。
【名無し アラシ スーク エカテリーナ】
といってもゲーム自体は新カードが出てきた時にちょっと盛り上がる位。
ずっと同じ絵が続くので続けて長時間がっつりやるには向いてないかな。
でも携帯ゲームとして短時間でちゃんと楽しめる作りになっていることに
脱帽です。何しろ初回とは言え1周でもう40時間近くやってるんだから。
カードも書き込まれたドット絵930枚といい、なかなかのボリューム。
それだけにマップやキャラの移動を完全に廃したゲームデザインは、
システムに集中させるという意味でも成功していると思う。
惜しむらくはカードが揃ってきた時のカード選択の煩雑さ、
バックライト無しなため目に蓄積するダメージ、
そしてワンダースワンというハードに生れ落ちたが故のあれやこれや。
些細な問題点もありますが、最終章の時点で僕はこのゲームの虜でした。

ゲーム攻略に戻りますと、
とりあえず物理防御は装備・ステータス充実でほとんど死ぬ心配なし。
アイテム収集もたまに鍵開け失敗するものの順調。
攻撃面も技連携をどんどん覚えるのでザコ戦は全く苦労知らずという所。
やはり不安要素は魔法の習得の遅さです。いくら連携が強いとは言え、
即死として使えるマヒ魔法が無いとテンポが悪いです。
そこでエカテリーナには覚えさせたい魔法以外は一切行動させない事に。
その甲斐あってか水と風もようやくコンプし土もあと1種。
魔術書で闇魔法も習得したのでザコ戦のスピードは上がってきました。
しかし合成魔法は一向に覚えない・・・
シナリオ失敗した時に一度だけ火風合成が出ましたが習得できずでしたw
魔法に関しては、
・どうせマリアで最強目指す時に闇含めて覚え直し
・風水の杖を取り逃してる
といった要因からモチベーションも下がってます。
さらにプレイ時間が気になってきました。40時間をとっくに越えている。
初回プレイとは言え50時間以上かかるのも考え物、ということで、
50時間以内に真真ラスボス撃破という縛りを設定することにしました。
で、逆算するともう稼ぎや育成をじっくりやれる段階ではないと。
攻略でテンプレ化している必須の合成魔法、
「バースデイスーツ」(水光 防御ダウン)と
「ディフェンダー」(土光 防御アップ)すらも習得できてませんが、
その代わりに豊富な技連携、回復役2名というパーティの特色を活かして
挑戦してみることにしました。

ラストダンジョンは「逃走」「カモフラージュ」で全部すっ飛ばし。
さていよいよラスボス。なんとミノタウルゴッドではなくドラゴンでした。
なんの苦もなく撃破し、真ラスボス魔王アシュタロト戦!
一説には真真ボスよりきついと言われるアシュタロトですが、
闇即死魔法「デスセンテンス」がやはり鬼畜。あと良いくびれ良い尻。
4名パーティでやってるからまだいいけど、3名以下はもっときつそうだし
一人旅とかムリじゃねえかこれ!?何回か全滅、フルボッコにされます。
やられパターンとしては闇魔法で盾役ライフ半分、
→回復しないと物理で来た時スーク以外は致命傷になる
→回復するとすぐ魔王のターンになっちゃうので攻撃できない
とにかく回復が忙しすぎて攻撃する暇が全くないままジリ貧。これです。
そこで作戦変更。回復はしない。
開幕は何故か2回行動させてくれる?ので名無し&アラシで連携。
なるべくクリティカルで多く削るため、突剣にトスする技連携を使います。
攻撃は全てスークが受け、回復はなし。
ただしライフ1~3で耐えたら回復(ステ全振りなので下限が8=全快)。
比較的弱めの魔法が来た時は渋々エカテリーナで受けます。
スークが死んだら「フェニックス召喚」(=全快復活)、
スークで受けたくない時・・・デスセンテンス等は名無し受け。
その場合は「グレイブコール」(=ライフ1復活)するか、見捨てる。
ただし全員生存でないと真真ボスのフラグが立たないので、
なるべく復活優先。そんな感じで、
ここにきてまさかのエカテリーナ大活躍・・・というかいないとムリ。
土壇場でスークを物理と魔法両受けに育てましたが、
魔法盾は本当に2名いた方がいい。クリティカル即死もあるので!
いくらか削った所で名無しが死にスークももう耐えられないという状況。
立て直しに注力するとまたターンを取られてジリ貧になってしまうので、
ここで切り札。
アルバム埋めの「よく調べる」でライフと防御値は把握してたので、
エカテリーナの「フレームドラゴン」(=ライフ直削り)で攻勢に転じる。
残りの攻撃機会2~3回でフレームドラゴンが15以上削れば勝てる・・・
3回ともMAX5でなければ勝てないというかなり厳しい状況でしたが、
1発目で4、2発目でクリティカル11を出し魔王アシュタロトを撃破!
名無し死亡のままのクリアでしたので女神さまから祝福を受けたのちに
エンディングとなりました。

さて。本当にいけるのでしょうか。
いよいよ女神アスタルテの出現条件が揃ったので、挑戦です。
最後のセーブがドラゴン戦前(一応最終試練前のデータは別)なので、
女神の前に魔王を再び倒さねばなりません。
コツを掴んだ?のか、全滅1回だけでアシュタロトは越えられたので
今度は戦ってみるを選択。女神アスタルテと勝負。
ちなみに女神さまはお腹のラインと下乳がセクシー。
光魔法はもとより、合成魔力の威力がやばいです。平気で100オーバー連発。
あっという間にスークが沈むのでフェニックス連打です。
しかし魔王と比べ攻撃頻度が少なく?ちゃんとこっちにターンくれます。
また物理攻撃をほとんどしてこなかったので、
スークで受け切れないぶんをエカテリーナで受けてダメージ分散にも成功。
断腸の思いで諦めた合成魔法を自慢するかのごとく連打、
そしてバースデイスーツ!を喰らったものの、
メイン盾が受けなきゃただのノーダメージ魔法なので名無しとアラシ受け。
強化魔法であるディフェンダーをこちらに撃ってくる(という噂)
女神の優しさに触れる機会もなく、連携とフレームドラゴンで削っていき、
気が付いたらミッションコンプリートの文字が・・・!
魔王に比べ割とあっさり、初挑戦で倒してしまいました。

allclear.jpg
やっぱりバックライトないと相当画面暗いですね

うわーこれやっぱ育てすぎたなーというのがクリア後すぐの感想です。
合成魔法が一切なかったので不安でしたが、その分連携が充実してた。
まあ一応魔王アシュタロトには辛酸を嘗めさせられたので大満足です。
女神を倒して増長しまくる主人公名無しにイラッときましたが、
なんとか50時間以内に真真ボスクリアということで目標も達成です。
ちなみに女神撃破でどの主人公も例外なく増長しまくるようですが、
これはサガフロのアセルス妖魔エンドみたいなもんなんでしょうか?
そういえばアルバムは最初に魔王アシュタロトにぬっころされた時は
アシュタロトの女の子部分(No.322)だけ登録。
次に名無し死亡魔王撃破時には全体(No.322~324)と、
その時点で女神アスタルテ全体(No.325~327)まで登録されておりました。
女神撃破でさらにシナリオ真真・最後の戦い(No.545)も埋まりました。

ワイルドカード初回クリア
【パーティ 】 名無し アラシ スーク エカテリーナ
【プレイ時間】 45:14:18(最終セーブ女神戦前)
【アルバム 】 693/930 (収集率74.5% )
 


今後のワイルドカード
◆アルバム埋め
とりあえずこのゲームのメイン目標は必ず達成したい。
携帯ゲームながら緻密に書き込まれたドット絵のカード、930枚。
名前違いや色違いがあるので実際は800枚弱くらいでしょうが、
それだけのカード集めが楽しめる実にリッチな作品です。
ただし技連携の残りや未取得の合成魔法、時期限定のアイテムや敵、
レア地形やトランジットなどコンプリートの道は険しいです。
◆タイムアタック
サガフロ等と違いタイムアタックにはまるで向いてないゲームですが、
効率プレイを極めて3章ボス撃破までどのくらいの時間でいけるのか。
Yボタン中断が可能なゲームなので、セーブ禁止縛りでやってみたい。
◆最強キャラ育成
既に書きましたが、魔術書と奥義書を渡せば光魔法所持者である
エカテリーナかマリアの全ての技、魔法、スキルを所持できます
(オスカー所持のガン以外)。ということでシナリオ取得のカードも絡む
マリアでぜひ最強を目指したいですね。
◆一人旅
このゲームにおける究極のやり込みプレイでしょうか。
実際に名無しでの成功報告もあるようです。
マヒ眠り=即死なため、1名と2名以上では難易度に天地の差があります。
◆二次創作
ストーリーやキャラについてほとんど語られていない本作は、
プレイしながらの脳内設定つまりロールプレイを大いに楽しむ事が可能。
断片的に出てくるテキストや世界設定を整理して何か記事書いてみたい。
ついでにアルバム画面で書き込まれたドット絵をじっくり眺められるので、
気に入ったカードを自分でドット絵に起こしてみたり。
あとはやはりイトケンのBGMがとても良いので、MIDIサイトを参考に
音源を差し替えて遊んでみるとかねwPCの調子悪いので妄想で終わりそう。


初回プレイを終えての総評
移動やマップの要素をカードに置き換えることで
RPGにつきまとう移動や探索といった時間の手間を排除し、
収集・観賞といったシステムへ昇華されたものになっている。
携帯機でどこでも好きな時にさっくり1シナリオ、気軽に進めることで
プレイにおけるマンネリを和らげつつ毎回新たな発見がある作り。
描き込まれたカードイラスト900枚以上というボリュームに加え、
ダンジョン探索中も様々なSEと優れたBGMで盛り上げてくれるため
画面変化の乏しさを十分に補ってくれている。
シナリオはプレイヤーが選んで進行するものの
ゲーム内で多くは語られないため、ロールプレイが存分に楽しめる。
パーティ編成や育成も自由度が高く、特に育成は戦略的に行う必要がある。
得たカードを温存しどれを切り札(ワイルドカード)として使っていくか、
そういったゲームを進めるための戦略を自分で作り上げていくデザイン。
・・・元々カードゲーム目当てで探していたこともあり、
その辺りも楽しんでプレイすることができました。まさに隠れた良作です!

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