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カルドセプト旅の始まり【前編】

どうも、素破です。
このブログは自分しか見てないという体で毎度好き放題書いてますが、ちょうど良い機会なので、
自戒も込めて可能な限り丁寧にカルド導入記事を作ってみようと思います。

ストーリーモードを終えカードが大体揃ってきた、
これから対人戦を始めようかなと考えている初級者さんが対象。
対戦時の考え方として助けになれば幸いです。


目次

■どういうゲーム?
■魔力を増やすには
■まずはマップを眺める
■今回のまとめ


■どういうゲーム?

カルドセプトは目標魔力を達成して先に城に着いた方が勝ちのゲーム。基本はすごろくです。
マップのマス=土地にクリーチャーを配置して同じ色の連鎖を増やす。レベルを上げる。
するとその土地は通行料が高くなる。敵がその土地に止まった時にはたくさんの魔力を奪うことができ、
目標魔力に大きく近付くこととなります。がっぽりですね。
ここまではチュートリアル動画やストーリーモードでも見てきたかと思います。


その通行料の高い土地ですが、自分が敵の立場だったら通行料は当然支払いたくない。
となると選択肢は大別して、以下の2つ。

・自分のクリーチャーで敵をやっつけて土地を奪い取る
・その土地に止まらないように避ける

そしてこの2つは、圧倒的に後者の方が簡単なのです。
このゲームはクリーチャー同士のバトルがありますが、防御側の方が有利なシステムとなっています。
ゲームで勝利するには、土地を増やし投資によって魔力を増幅していく必要があるため、
それを妨げる要素は少し抑え目にデザインされているからです。


攻撃して敵をやっつけるカードバトルは、あくまでゲームを有利に進めるための一つの手段であり、
ゲームに勝利するために絶対必要なことではありません。
一番大事なのは魔力を増やす方法であり、カルドセプトはその方法を競うゲーム!
という考え方を出発点として、ここでは捉えてください。



■魔力を増やすには

通行料の高い土地に敵が止まれば多くの魔力がもらえます。
さらに、通行料を払う敵は目標魔力から遠ざかる事になるのでとても有利になります。
ということは、自分も敵の高額土地に止まらなければ大量の魔力を奪われる心配がないので、
不利になりにくいと考えることができます。
まずは魔力を失わないようにすることが、魔力を増やす上で最もシンプルかつ有効な方法です。


ストーリーモードを終えた方なら察しはつくと思いますが、
高額土地に止まらないようにするにはカードを使えばいいですね。
ダイスの出目を指定したり、増やしたりするスペルです。

hw8

6面サイコロを何億回と振り続ければ平均は3.5になりますが、カルド1試合で振るのは30回前後。
かなりのバラつきが出ることになります。
そんな不安定な運任せのダイスに毎試合頼るわけにはいかないので、
ダイスを操作する周回短縮スペル(以下、足スペル)は大事にしたいところ。
具体的には 『ホーリーワード8(HW8)』 『HW6』 『ヘイスト』 『フライ』 のことです。
足スペルでダイスの目を指定してあげれば、高額土地を踏まずにやり過ごせるわけです。
さらに、足スペルの強さは高額土地を避けられるだけではありません。
いくつか紹介していきます。

●速度で有利
マップ上にある城と砦を往復することで周回ボーナスが得られるのですが、
足スペルで多くのマスを移動できれば、たくさん周回してボーナスが貰える回数も増えるということです。
足スペルが収入を得る役割を果たしています。収入としてたくさんの魔力があるならば、
それを防御や攻撃に余裕をもって回せるということです。


●連鎖でも有利
また手札にクリーチャーがある時、狙った空き地に止まって連鎖を増やすのにも使えます。
土地1つにつき領地ボーナス40Gが貰えるので、土地がたくさんあればそれだけ有利。
また連鎖が大きくなると土地の価値がどんどん上がるので、
狙った色の土地を確保する行動はとても強いのです。今回は説明を省きますが、
連鎖は勝敗を分かつほどゲームへの影響が大きいので、考え方の基準にもなります。


●攻撃にも防御にも使える
まだあります。足スペルを敵にかけて、自分の高額土地に呼び込むのです。鬼畜の所業ですね。
通行料で根こそぎ魔力を奪ってしまうのです。これは高額ハメとか単にハメと言ったりするのですが、
敵に高額ハメをされた時にも違う種類の足スペルで上書きしてしまえば、大ピンチを脱することが出来ます。
攻撃的にも防御的にも使えるカードということですね。


これらは足スペルの運用方法としてわかりやすく派手な効果ばかりですが、
使わざるを得ない局面・使いたいけど保持すべき局面など、
扱いが難しい微妙なパターンにもいずれ出くわすでしょう。
ですがこのゲームはダイスという不確定な要素が常にあり続けるため、
足スペルはいつでも一定の価値があると解釈してしまって構いません。

※同じダイス操作でも 『HW0~3』 はちょっと特殊なので、一般的には使う機会の少ないカードと思ってください。
これらは 『スロウ』 のような妨害要素としての性格が強く、足スペルとして採用することはほとんどありません。


手っ取り早く魔力を増やすには、土地をたくさん確保して素早く周回し、
自分が倒せない敵の高額土地は踏まない
こと。どの場合にも足スペルが大いに役立つので、
最初にブックを作り始める時はここから考えるとスムーズにいくかもしれません。



■まずはマップを眺める

ブックを作り始める時はこんなカード使ってみようとかこういうプレイがしたい、
という感じで方向性が自分の中にあると思います。
その時ぜひいっしょに考えてほしいのが、マップのこと。このマップは、

・どういうルートを通って周回するのか?
・どの土地が激戦区で高額化しやすいのか?
・どの属性が有利で人気なのか?
・逆に被りにくい空いてる属性はどれなのか?

これらの要素を無視した上で好きなカードだけ詰め込んだブックの結末は、想像に難くないはず。
冒頭から通行料や足スペルのことを真っ先に挙げたのも、
マップに合ったカード選びが成されていないと苦しい展開に陥りやすいからなのです。
まずはマップを眺めながら、そのマップで強そうなカードを選んでみてください。

マップ一覧ページ┃カルドセプトコロッセウム

マップ眺めろ言われてもいまいちピンと来ないかもしれません。1枚のカードを例に考えていきましょう。
スペルの 『リコール』 です。城にビューンと帰るやつです。
いくら足スペルでたくさんのマスを進めても、砦から城までひとっ飛びのリコールには敵いません。
故に周回短縮で最初の基準となるカードでもあります。

recall

このマップでリコールはどのくらいショートカットでき、踏みのリスクを回避できるだろうか?
リコールがあまり有効でないなら、他にどんなカードが入りそうか?
そうやっていくつか基準を設けてカードの抜き差しを繰り返し、ブックは完成していきます。
リコールの他に、 『パーミッション』 というスペルもマップ攻略を始めるスタート地点として適役です。
リコールパーミも周回短縮スペルの一部ですが、ダイス操作ではないぶん、
どのマップでも採用されるカードではありません。
そのカードがマップに適しているか否かをしっかり考える必要があります。


最終的にはマップに対して多くのカードの適不適を自分で判断していくことになります。
マップに対してだけでなく、採用しているカード同士の相性や相手の使用ブックとの相性も検討します。
それらの行程こそがブック作りとも言えます。ブックそのものが、マップ理解度に繋がるわけです。
つまり、ブックが出来上がった段階で戦いの半分近くは終わったと言っても、
決して大袈裟な表現ではないのです。


マップを眺めることのススメ。その最たる理由は、このゲームがすごろくだからです。
過去作の特殊な例を除き、目標魔力を達成するにはマップの周回が不可欠。
特に3DS版はボーナスが大きいので、尚のこと重要になってきます。


ところでカルドセプトの考え方には、「走攻守」というものがあります。
このうち、「走」とは主に総魔力を伸ばす方法・行動のこと。そして新しく始めた初級者の方はまず真っ先に、
この「走」の基本を徹底して固めていくのが良いと自分は考えています。
何故ならゲームの上がり方が分からなければ、何を捨て何を残すといった防御も、
相手への干渉・攻撃の仕方も、基準がブレた滅茶苦茶なものになってしまうからです。
走り方がわかるから守れるし、相手がどこを攻撃されたら困るかもわかる。
これは初級者に限らず、熟練セプターも絶えず磨き続けている最重要項目です。


将棋も詰めの手順が見えていれば、どこに駒を動かすかが分かりますね。
詰め将棋のように答えが決まっておらず運の絡むのがこのゲームの難しい所ですが、
まずは詰めそうな所まで持っていけるようにならないと勝敗に絡めません。(将棋は恐らくそこが難しい)
マップの最高速度を自分なりに研究し、速度負けしないブックの用意と増幅の仕方を覚えることが先決です。


マップの理解なんて言われると何やら難しそうな感じがしますが、単純にマップは見てて面白いです。
マップ名から造形以外の要素を探ったり、ここがもし違うマスだったら全然違う機能になってたなと妄想したり。
しかもこれはカルドセプトをプレイしていない時も頭の中でできます。
日常的にマップ画像を頭の中でこねくり回していると、
いつしか精度の高いマップ攻略が具現化されたりするかもしれません。そんな時脳内はエンペラータイム!



■今回のまとめ

・ カルドセプトは魔力の増やし方を競うすごろくゲーム!

・ 手っ取り早い増幅方法は魔力を失わないこと!

・ それには足スペルが有効だ!

・ ブックを作る際にはマップをよく見る!

・ これらを組み合わせてまず速さで勝つ方法を考える!



次回は目標魔力を達成するためにはどんなことを考えていくのか、
そしてそれを支える守りの面についても書いていきたいと思います。良い旅を!




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