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最近のカルド〜コミュニティ編〜
- 2016-05-29 /
- カルドセプト
どうも、素破です。
せっかくnew3DS買ったのにリボルト待機で全然本体に触ってないです。ここまでハード購入後テンションが昂らないのも初めてで、着実に老けを感じます。
シンキングタイム、カルドコミュニティ編。
・大前提
起こるべくして起きたことではありますが、ウェザリング氏がカルドブログやカルコロの運営から退くことになりました。氏はDS時代のセプト部運営から3DS期の全国規模のオフライン大会主催まで、常に近代カルドコミュニティの中心で界隈の盛り上げに力を注いできた人物です。存命につき謝辞は割愛しますが、彼が界隈にもたらした影響は計り知れません。ウェザリング氏をはじめカルド関連のツールを提供してくださる人材もまたコミュニティの発展に大きく寄与しています。
メダロットDSの対戦に傾倒していた2010年頃、ツールや対戦コミュニティはそもそも無く、自分たちで手作りして進めてきました。そんな経緯もあり、カルドは非常に恵まれた環境でプレイ出来ていたと実感するわけですが、誰しもが考えるであろう「この人たちがいなくなった時どうなるんだろう」という継続的な問題を意識することになります。
結論としては、自分がツールや場所作りの担い手になるのが一番確実ではあるが、技術力や時間からして限界がすぐ来るというもの。技術力が不足しているためすぐに参画できない、してもかえって足を引っ張ると考えられます。短期的な目標として据えるには無理がありました。
技術習得ももちろんですが、やはり継続的に対戦会へ参加したり記事書いたり意見交換などの交流を行うのが大切です。対戦相手がいなければそもそもが成り立たない。
・他の界隈
交流の場については度々議論されますが、自分は主にTwitterで管理してます。交流でなく観測と言うべきかもしれません。正直なところ決まったチャットルーム等に入室して集まって喋りたいという欲求は、今はあまり無いです。別の界隈の交流方法を参考に、自分が今後カルド界隈にどう関わっていきたいのか、考えをまとめてみます。
スマブラforでは自分との交流ゼロの人たちが発信している情報に興味を持ち収集し始めました。主に上位プレイヤー、ガチ勢と呼ばれる人たちがどんなことを考えてプレイしているのか知りたい、というのがきっかけでした。ごく稀に直接質問することはありますが、基本的には見てるだけです。
スマブラ界隈も前作ではコミュニティサイトに集まっての交流がメインだったそうですが、今はカルドでいうカルコロのような対戦マッチングサイト利用が主流で、そこで長時間チャットするという形ではありません。特定の人数で集まる場合はSkype等で、文字または音声チャットする機会を個別に設けて集まっています。
スマブラはアクションゲームであり、アーケードではなく据え置き機の家庭用ゲームという性質から、宅オフという文化が根付いています。ゲーム内での一行動がフレーム単位で為され、対戦相手もすぐ隣にいるため、意見交換が非常に速いのです。オンラインではどうしてもラグが付き纏うので、大きな大会前の調整としては宅オフでの練習が重視されているようです。地域性(宅オフ環境)がプレイヤーの特徴としてゲーム内に表れるのもスマブラの面白い所です。
ゲームに関する交流としてはそういった土壌があるためなのか、オンラインでの長時間の交流は現在さほど重視されていないように見えます。各々が動画やオンライン大会、ニュースサイトやブログを、Twitterを軸にチェックしているようです。200人前後の大規模オフ大会が毎月複数行われている界隈なので、一つのサイト上に集まっての交流という形は事実上不可能なのかもしれません。プレイヤー層としては20台前半〜半ばの方が多いのも特徴です。ちょっと眩しい感じ。ゲームに多く時間を割く年齢層としてコミュニティへの携わり方を参考にしました。
・元々その人は何処にいたのか
様々な点でカルド界隈とは性質が異なりますが、例にあげたスマブラコミュニティはあくまで1対1での競技志向の強い層がメインであることに留意したい。スマブラは4人(WiiU版は8人)乱闘でのパーティーゲームという側面もあり、世間一般にはむしろそちらの認識の方が未だに根強そうです。この辺はかつてのカルドとも少し共通しますね。むしろまったりとゲームを楽しんでいる層が、水面下では競技層より圧倒的に人口が多いのだと思われます。
ガチ・エンジョイの議論はここでは避けますが、水面下で表に現れない多くの人たちを無理矢理引き上げていっしょにやろうよ!というのはなかなか難しい。合う合わないは結局個人によります。でも上達してもっと良い対戦がしたい、と考えている層も一定数存在するはず。自分の今後のカルドへの関わり方として、この層がススッと入りやすくなるような呼び水、受け皿となる環境作りをしてみたいなぁとはぼんやり考えていました。白紙に戻ってしまいましたが、初級者導入記事もその一端です。
過去の経験から反省点を一つ。メダロットDSで大会運営をしていた頃は、大会の参加希望者を2chから外部の大会掲示板及びチャットへ移動させる形を取りました。振り返ってみると、合理性があり初回は20名ほど集める事が出来ましたが、その後のウケはあまり良くなかったように思います。外部ツールへの移動という部分で拒否反応があるのか、または記名での参加に抵抗があるのか。
元々は対戦希望者が集まるスレッドで大きなトーナメント開催の機運が高まっていたので、ならばやるかと運営を名乗り出た形。しかし母体となる匿名掲示板の性質をあまり考慮していなかったのは、今考えると反省すべき点です。新しい環境に飛び込んでくる人が元々はどういう環境にいて、どういったことを望んでやって来たのか。そこを捉えていく必要がありました。
・何処に行けばいいのか
公式ランキングとは違った形で大会に出たい!上級者(?)と戦いたい!といった層が情報を集めやって来るのはどこか。当然カルコロ。しかしカルコロは主に対戦マッチングのためのサイトで、交流が活発な雰囲気ではない。この点に関しては3DS期を通して大きな変化はなく、各々がTwitter、大会内チャット、外部チャット、Skypeその他、動画サイトコメント欄などの個人やグループが使い慣れているツールを使用してやり取りしています。
個人的には特に問題を感じませんでした。それは自分が元々セプト部という母体コミュニティから使用サイトやツールを合わせる形を取れたからではあります。しかしスマブラプレイヤーを片っ端からリスト管理で観測していったように、多くのセプターにコンタクトを取るというやり方もあるでしょう。決められた仕組みの中に入っていくわけではなく、自分の使うツールで徐々に拡げるので抵抗もない。共通の道具さえわかれば、各々の裁量で携わる深度を調節でき、良い距離感で接することができるのではないでしょうか。
カルドに限らず他の界隈でも、一箇所に人が増えるとトラブルが起きるのを度々目にします。自分はそういう事とは距離を置いて可能な限りゲーム内容だけを考えていたいと思ったので、カルド3DS以降〜スマブラ含め特定のグループ内での交流は避けていました。雑談やくだらない話などをしたい時は、大体その相手はフォローの範囲内で収まっている形。自分には今のこの形が合っているように感じます。新しく入ってきた人に最初から自分と同じような方法を勧めるのは少し難しいかと思いますが、無理なく継続してカルドの対戦会に来てもらうための手段としては悪くなさそうです。結論としては交流のための場所作りにこだわらなくても良いのではないかなと。
・展望
自分がカルドに望んでいることとは。大会で良い結果を残す……という部分さえも最近はオマケで、とにかく納得いく内容の対戦をしたい。たったこれだけの事なんだなと思い始めました。勝たないと楽しくないし勿論勝つためにやっているわけですが、その結果だけを追いかけ続けても疲れてしまいます。昨日より上手くなった、思考が深まった。結果、より高い水準の試合内容に関わることができた。そんな試合の後あーだこーだ各々の意見を交換して、次は負けねえ次も返り討ちにしてやると向上に励む。このサイクルが最高に楽しく、一番大切なことです。
人が増えれば良いとは一概に言えない所もありますが、この人と対戦したい、考えを聞きたい、話してみたいと思ってもらえるようなプレイヤーがたくさんいるのなら、コミュニティとして魅力があると思います。
せっかくnew3DS買ったのにリボルト待機で全然本体に触ってないです。ここまでハード購入後テンションが昂らないのも初めてで、着実に老けを感じます。
シンキングタイム、カルドコミュニティ編。
・大前提
起こるべくして起きたことではありますが、ウェザリング氏がカルドブログやカルコロの運営から退くことになりました。氏はDS時代のセプト部運営から3DS期の全国規模のオフライン大会主催まで、常に近代カルドコミュニティの中心で界隈の盛り上げに力を注いできた人物です。存命につき謝辞は割愛しますが、彼が界隈にもたらした影響は計り知れません。ウェザリング氏をはじめカルド関連のツールを提供してくださる人材もまたコミュニティの発展に大きく寄与しています。
メダロットDSの対戦に傾倒していた2010年頃、ツールや対戦コミュニティはそもそも無く、自分たちで手作りして進めてきました。そんな経緯もあり、カルドは非常に恵まれた環境でプレイ出来ていたと実感するわけですが、誰しもが考えるであろう「この人たちがいなくなった時どうなるんだろう」という継続的な問題を意識することになります。
結論としては、自分がツールや場所作りの担い手になるのが一番確実ではあるが、技術力や時間からして限界がすぐ来るというもの。技術力が不足しているためすぐに参画できない、してもかえって足を引っ張ると考えられます。短期的な目標として据えるには無理がありました。
技術習得ももちろんですが、やはり継続的に対戦会へ参加したり記事書いたり意見交換などの交流を行うのが大切です。対戦相手がいなければそもそもが成り立たない。
・他の界隈
交流の場については度々議論されますが、自分は主にTwitterで管理してます。交流でなく観測と言うべきかもしれません。正直なところ決まったチャットルーム等に入室して集まって喋りたいという欲求は、今はあまり無いです。別の界隈の交流方法を参考に、自分が今後カルド界隈にどう関わっていきたいのか、考えをまとめてみます。
スマブラforでは自分との交流ゼロの人たちが発信している情報に興味を持ち収集し始めました。主に上位プレイヤー、ガチ勢と呼ばれる人たちがどんなことを考えてプレイしているのか知りたい、というのがきっかけでした。ごく稀に直接質問することはありますが、基本的には見てるだけです。
スマブラ界隈も前作ではコミュニティサイトに集まっての交流がメインだったそうですが、今はカルドでいうカルコロのような対戦マッチングサイト利用が主流で、そこで長時間チャットするという形ではありません。特定の人数で集まる場合はSkype等で、文字または音声チャットする機会を個別に設けて集まっています。
スマブラはアクションゲームであり、アーケードではなく据え置き機の家庭用ゲームという性質から、宅オフという文化が根付いています。ゲーム内での一行動がフレーム単位で為され、対戦相手もすぐ隣にいるため、意見交換が非常に速いのです。オンラインではどうしてもラグが付き纏うので、大きな大会前の調整としては宅オフでの練習が重視されているようです。地域性(宅オフ環境)がプレイヤーの特徴としてゲーム内に表れるのもスマブラの面白い所です。
ゲームに関する交流としてはそういった土壌があるためなのか、オンラインでの長時間の交流は現在さほど重視されていないように見えます。各々が動画やオンライン大会、ニュースサイトやブログを、Twitterを軸にチェックしているようです。200人前後の大規模オフ大会が毎月複数行われている界隈なので、一つのサイト上に集まっての交流という形は事実上不可能なのかもしれません。プレイヤー層としては20台前半〜半ばの方が多いのも特徴です。ちょっと眩しい感じ。ゲームに多く時間を割く年齢層としてコミュニティへの携わり方を参考にしました。
・元々その人は何処にいたのか
様々な点でカルド界隈とは性質が異なりますが、例にあげたスマブラコミュニティはあくまで1対1での競技志向の強い層がメインであることに留意したい。スマブラは4人(WiiU版は8人)乱闘でのパーティーゲームという側面もあり、世間一般にはむしろそちらの認識の方が未だに根強そうです。この辺はかつてのカルドとも少し共通しますね。むしろまったりとゲームを楽しんでいる層が、水面下では競技層より圧倒的に人口が多いのだと思われます。
ガチ・エンジョイの議論はここでは避けますが、水面下で表に現れない多くの人たちを無理矢理引き上げていっしょにやろうよ!というのはなかなか難しい。合う合わないは結局個人によります。でも上達してもっと良い対戦がしたい、と考えている層も一定数存在するはず。自分の今後のカルドへの関わり方として、この層がススッと入りやすくなるような呼び水、受け皿となる環境作りをしてみたいなぁとはぼんやり考えていました。白紙に戻ってしまいましたが、初級者導入記事もその一端です。
過去の経験から反省点を一つ。メダロットDSで大会運営をしていた頃は、大会の参加希望者を2chから外部の大会掲示板及びチャットへ移動させる形を取りました。振り返ってみると、合理性があり初回は20名ほど集める事が出来ましたが、その後のウケはあまり良くなかったように思います。外部ツールへの移動という部分で拒否反応があるのか、または記名での参加に抵抗があるのか。
元々は対戦希望者が集まるスレッドで大きなトーナメント開催の機運が高まっていたので、ならばやるかと運営を名乗り出た形。しかし母体となる匿名掲示板の性質をあまり考慮していなかったのは、今考えると反省すべき点です。新しい環境に飛び込んでくる人が元々はどういう環境にいて、どういったことを望んでやって来たのか。そこを捉えていく必要がありました。
・何処に行けばいいのか
公式ランキングとは違った形で大会に出たい!上級者(?)と戦いたい!といった層が情報を集めやって来るのはどこか。当然カルコロ。しかしカルコロは主に対戦マッチングのためのサイトで、交流が活発な雰囲気ではない。この点に関しては3DS期を通して大きな変化はなく、各々がTwitter、大会内チャット、外部チャット、Skypeその他、動画サイトコメント欄などの個人やグループが使い慣れているツールを使用してやり取りしています。
個人的には特に問題を感じませんでした。それは自分が元々セプト部という母体コミュニティから使用サイトやツールを合わせる形を取れたからではあります。しかしスマブラプレイヤーを片っ端からリスト管理で観測していったように、多くのセプターにコンタクトを取るというやり方もあるでしょう。決められた仕組みの中に入っていくわけではなく、自分の使うツールで徐々に拡げるので抵抗もない。共通の道具さえわかれば、各々の裁量で携わる深度を調節でき、良い距離感で接することができるのではないでしょうか。
カルドに限らず他の界隈でも、一箇所に人が増えるとトラブルが起きるのを度々目にします。自分はそういう事とは距離を置いて可能な限りゲーム内容だけを考えていたいと思ったので、カルド3DS以降〜スマブラ含め特定のグループ内での交流は避けていました。雑談やくだらない話などをしたい時は、大体その相手はフォローの範囲内で収まっている形。自分には今のこの形が合っているように感じます。新しく入ってきた人に最初から自分と同じような方法を勧めるのは少し難しいかと思いますが、無理なく継続してカルドの対戦会に来てもらうための手段としては悪くなさそうです。結論としては交流のための場所作りにこだわらなくても良いのではないかなと。
・展望
自分がカルドに望んでいることとは。大会で良い結果を残す……という部分さえも最近はオマケで、とにかく納得いく内容の対戦をしたい。たったこれだけの事なんだなと思い始めました。勝たないと楽しくないし勿論勝つためにやっているわけですが、その結果だけを追いかけ続けても疲れてしまいます。昨日より上手くなった、思考が深まった。結果、より高い水準の試合内容に関わることができた。そんな試合の後あーだこーだ各々の意見を交換して、次は負けねえ次も返り討ちにしてやると向上に励む。このサイクルが最高に楽しく、一番大切なことです。
人が増えれば良いとは一概に言えない所もありますが、この人と対戦したい、考えを聞きたい、話してみたいと思ってもらえるようなプレイヤーがたくさんいるのなら、コミュニティとして魅力があると思います。
- THEME : ゲームプレイ日記・雑記
- GENRE : ゲーム
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