歩兵といっしょ

・声優交代
前評判に大きな影を差す要因となった声優全交代ですが、一番不安だった桜木花道含め、どのキャラもかなり良かったです。漫画もアニメもリアタイ世代なので、旧声優陣の印象は残っていますが、今回の映画鑑賞用に予習はしていなかったのはかえって良かったのかもしれません。旧キャストも凄く良いので興味ある方は観てほしいですけどね。うーんでもやっぱり流川は緑川さん！！
個人的に強いて違和感あった所を上げるとすれば、安西監督かな。もうちょっと柔らかい声が良かった。あと相手チームのセンターの選手。この二人は自分のイメージとかなり離れてました。

・原作再現
どの試合かは伏せますが、ほぼほぼ原作通りの内容だったと言えます。そして試合のプレイ描写が凄まじく良かったです。予告ではショボそうな3Dアニメといった動きでここが一番不安だったのですが、脚本監督井上雄彦ということもあり、バスケのアニメーション映画としてかなりこだわって描かれていたと思います。井上雄彦の絵がそのまま動いてるというか。スラムダンク初見の同行者も、特にバスケシーンは迫力があって良かったと言っていました。原作と言えば桜木を中心としたギャグ要素ですが、話のテンポを優先した都合、相当カットはされているものの、よくよく見ると画面の端に描かれていたりして、原作ファンにも嬉しいポイントとなっていました。

・OP曲、ED曲、音楽、音響まわり
最の高。これだけのために映画館また行きたいまである。本当に良かったのでぜひ映画館で。

・話の構成について
原作の推しキャラへの思い入れがとてつもなく強い方は、話の構成上、もしかしたら満足できないかもしれません。それでも湘北の5人は全員スポットは当たっています。まあ124分なので仕方無いね。


ネタバレ無しだと、思ってる以上に書けないものですね。前評判や予告動画から、非常に不安な心持ちで臨みましたが、スラムダンクは映画館に観に行って大丈夫！自分はまた観に行きたくなってます。